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| ウッドマイルズを算出する<ウッドマイルズ算出結果の評価> |
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「ウッドマイルズの算出方法」のページで算出した結果は以下の通りでしたが、このままではただの算出結果です。
| ウッドマイルズ |
50 q |
| ウッドマイレージ |
1,000 m3・q |
| ウッドマイレージCO2 |
132 s |
| 流通把握度 |
60 % |
これらの算出結果に対し、ウッドマイルズ研究会の発行しているウッドマイルズレポートでは、以下の3点について、総合評価を行っています。
1、地域の木材の活用の度合い(ウッドマイルズ)
2、木材のトレーサビリティ確保の度合い(流通把握度)
3、木材の輸送エネルギー削減率(ウッドマイレージCO2) |
評価に際して重要となるのが比較対象の設定です。ウッドマイルズ研究会では、輸入材も含めて国内に流通する木材の「ウッドマイルズ」および「ウッドマイルズCO2」の国内平均値を試算しています。
平均値の試算は、「森林・林業白書」に掲載されている「我が国への製材用木材供給量(丸太換算量)」を国内木材供給量とし、輸入材の輸送形態ごとの輸送距離は、ウッドマイルズ研究会試算の「輸入材の国内輸入港までの輸送距離暫定データ」より、国産材の輸送距離については、環境経済・政策学会大会報告(2004)「地域材利用推進政策と木材の輸送過程のエネルギー ウッドマイルズ指標を使った政策の評価」に利用された、農林水産省「木材需給報告書」による都道府県間交流表から割り出した輸送距離を用いて、平均値を求めています。

製材の平均輸送距離と輸入過程の環境負荷

※出典:ウッドマイルズ研究会(2005)「ウッドマイルズ研究ノート(その5)」をもとに作成

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合板類については、日本合板工業組合連合会の統計データをもとに、同様の手法で平均値を求めていますが、不明な部分については、製材品の値を代用しています。

合板の平均輸送距離と輸入過程の環境負荷

※出典:ウッドマイルズ研究会(2005)「ウッドマイルズ研究ノート(その4)」をもとに作成

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1.地域の木材の活用の度合い

ウッドマイルズ研究会試算のウッドマイルズ国内平均値と算出対象物のウッドマイルズを比較することにより、地域の木材の活用の度合いを、以下の3段階で評価しています。
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ウッドマイルズ |
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0〜700q |
(平均値の1/10以下) |
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701〜6,999q |
(平均値〜平均値の1/10超) |
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7,000q〜 |
(平均値以上) |
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2.木材のトレーサビリティ

流通把握度の割合により、以下の3段階で評価しています。
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流通把握度 |
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75〜100% |
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50〜74% |
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0〜49% |
(半分を超える流通過程が不明) |
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3.木材の輸送エネルギー

ウッドマイルズ研究会試算のウッドマイルズCO2国内平均値に、算出対象物の総木材量を掛けると、同じ木材量のものを、国内に流通する一般的な木材(輸入材も含めた国内平均値)で作った場合のウッドマイレージCO2が算出されます。このウッドマイレージCO2を平均値とし、算出対象物のウッドマイレージCO2との差額を削減値として評価しています。
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ウッドマイレージCO2削減率 |
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50%〜 |
(平均値の1/2以上を削減) |
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1%〜49% |
(平均値〜平均値の1/2未満を削減) |
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0% |
(平均値以上) |
この3つのポイントで、「ウッドマイルズの算出方法」のページで算出した結果を評価すると、以下のようになります。
■ 地域の木材の活用 |
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ウッドマイルズ:50q |
■ 木材のトレーサビリティ |
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流通把握度:60% |
| ■ 木材の輸送エネルギー |
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ウッドマイレージCO2削減率:94% |
(※ただし、全て製材品として算出した場合)

ウッドマイルズ関連指標の算出は、このように非常に単純な計算の積み重ねですので、算出マニュアルに基づき、一定の努力と熱意があれば誰でも算出できますが、輸送経路や木材の種類が増えるほど煩雑になり、手計算では非常に手間がかかりますので、表計算ソフト等の使用をお勧めします。
ウッドマイルズ研究会では、現在は会員限定サービスですが、エクセルの算出プログラムの無料ダウンロードサービスも行っています。
  
(ウッドマイルズ算出プログラムVer.2007:会員限定)
写真入りの総合結果表や平均値比較、ガソリンや木材の吸収量等に比較したCO2削減量のイメージ量などが、自動的に作成されます。
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