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| ウッドマイルズって何?<ウッドマイルズの背景> |
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■ 地球環境問題と木材

2007年に発表された「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第4次報告書」より、地球温暖化は人為的な影響によるものであることが、ほぼ間違いの無いものになりました。第4次報告書では、2100年の平均気温は、温室効果ガスの排出量が最も少ない場合には平均約1.8度、最も多い場合には約4.0度上昇すると報告されており、温暖化の引き金は既に引かれてしまいました。京都議定書第一約束期間(2008年〜2012年)がはじまった今、全世界において国や業種を問わず、温室効果ガス削減のためのあらゆる努力をしていかなければなりません。
 
| 全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(http://www.jccca.org/)より |
ウッドマイルズは、森林・木材・建築関係者を主体とする、主に建築物に使用される木材の調達に関する1つの取組です。
木材が育成される森林は、その成長過程において多くの二酸化炭素を吸収し、木材となってからも炭素を固定し続けます。木材は再生可能な天然資源であり、製造エネルギーが極めて少ない建材の一つとしても知られています。このような点から、環境にやさしい材料「エコマテリアル」と呼ばれることもあります。また、化石燃料に依存する社会からの脱却の一つの試みとして、木材等の生物資源に着目した「バイオマスエネルギー」についても注目を集めています。

住宅一棟当たり(約38坪)の炭素放出量

※出典:大熊幹章(2003)「地球環境保全と木材利用」林業改良普及双書をもとに作成
※建設時にかかる材料の運搬や施工工事などは含まず、主要構成材料製造時のみの比較
※住宅モデルとしては、1985年に建築学会(環境工学委員会熱分科会)が提案した「住宅用標準問題(延べ床面積125.86u)」を使用

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住宅一棟当たり(約38坪)の炭素固定量

※出典:出典:大熊幹章(2003)「地球環境保全と木材利用」林業改良普及双書をもとに作成
※製材品の炭素含有量を50%,木材の比重を0.4とし、製品中に蓄えられた炭素量を積み上げて算出
※住宅モデルとしては、1985年に建築学会(環境工学委員会熱分科会)が提案した「住宅用標準問題(延べ床面積125.86u)」を使用

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しかし、現在の森林の状況や私たちの木材消費のままでは、環境にやさしい木材を生かすことが非常に困難です。世界の森林減少や違法伐採問題など、「木材を使うことが環境にやさしい」ということに対して疑問を持つ方も多いはずです。適切に持続可能な森林経営が行われていることを証明する森林認証制度や、合法性を証明する合法木材証明制度など、様々な取組が始まっていますが、木材の生産者・消費者に限らず、私たちが一丸となって、森林や木材をめぐる様々な問題を解決していくことが、今求められています。
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